■■■ 引抜加工のサイズ別 重要フェーズ ■■■
伸線加工は、母線(8.0mmφ)から極細線(0.02mmφ)まで、それぞれ4つの加工ステップに分かれます。 その工程で品質向上に最も影響を与える領域は、金属種に拘らず母線(8.0mmφ)から中線(2.6mmφ)までの加工条件にあります。 導体の良否は潤滑剤の良し悪しで、表面に傷が入り、最終線である極細線(0.02mmφ)で断線・変色が発生します。
この関係を充分に考慮することで、導体特性の良い電線が出来ると言っても過言ではありません。


以下に、それぞれの加工領域での注意点を述べます。



                                             


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